リスク脆弱性評価におけるドローン活用

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ご存知の通りドローンは人々を助けるために様々な方法で活用されています。自然災害の後、生存者を発見し、救助を支援する目的で警察や軍隊に導入されています。要人警護のエージェントもドローンをリスク脆弱性評価に活用することができます。

まずはドローンについて説明します。

World Protection Group(WPG)のドローン活用

当社はクライアントの安全を守るためにドローンを活用する唯一の要人警護企業です。それだけでなく警察、消防、FEMAを含む緊急サービスをサポートしています。現実問題として富裕層は大規模な不動産物件を保有していることが多く、大規模な人員を必要とします。

また不動産の中には上手く守ることが難しい場所も少なくありません。そこでドローンの出番です。ドローンは人間が行けないところへ行き、広いエリアでも狭いエリアでもより効果的に監視することができます。

ドローン活用のメリット

ドローンの活用は警護官や企業に多くのメリットをもたらします

対象範囲:ドローンは空撮で広い範囲をカバーすることができます。また人間が入れないようなスペースにも入り込むことができ、人間だけで活動するよりもはるかに効果的です。

スピード:ドローンはセキュリティ担当者よりも迅速に展開することができます。つまり侵入者がいた場合、その人物を迅速に追跡することができます。

隠密性:ドローンは人間やヘリコプターよりも目立ちません。容疑者に気づかれることなく追跡することができます。

リスク脆弱性評価におけるドローン活用

リスク脆弱性評価は個人または企業に対する潜在的なリスクを特定するものです。要人警護においては情報を収集し、意思決定に利用する方法として確立されています。これは脅威と危険を管理し、潜在的なリスクに関するデータを収集することを目的としています。その後要人警護チームは脅威を排除するための実行可能な計画をまとめます。

ステップ1:写真やビデオ映像による脅威と危険の特定

ステップ2:脅威とハザードの状況の整理

ステップ3:機能目標の設定

ステップ4:結果の活用

リスク脆弱性評価は富裕層、その家族、またはそのビジネスの安全を維持するために脆弱性を特定するのに役立ちます。このプロセスにはFAAリモートパイロットの資格を持ち、訓練を受けた要人警護のエージェントのスキルと経験が必要です。

ドローンの活用方法とは?

リスク脆弱性評価の全てのステップでドローンを活用します。ドローンはカメラシステム、警報システム、ゲート、ロック、壁に関する問題を素早く特定することができます。

ドローンはあるエリアを監視するために使用されます。家屋や敷地の中で侵入者やその他の脅威に対して脆弱な部分をピンポイントで特定します。またドローンは敷地を空撮し、門の破損や侵入者が気づかれずに通り抜けられそうな場所がないか調査します。ドローンの映像を通じてエージェントが不動産をよく知ることでより効果的に仕事をこなし、富裕層とその家族をより良く守ることができるようになります。

大規模な不動産の場合、室内でドローンを使用し家の情報を全て収集することも可能です。ドローンは小型なので秘密の通路や人間が通常入れないような場所でも通過することができます。

また行動計画を実施する際にもドローンを活用します。例えば敷地内を監視し侵入者を排除するために使用されます。音声、スポットライト、ビデオ機能を備えたドローンは侵入者がゲートやセキュリティシステムの脆弱性を突破できないことを確証することができます。

当社のドローンは1つの中央司令部から敷地の周囲を飛行し、リアルタイムで映像を送信し、セキュリティ上の問題の可能性や不法侵入しようとする人がいないかどうかをチェックします。

ドローンはビデオ映像も撮影可能なため警察の捜査の際にも有効です。侵入しようとする容疑者をカメラに収めた後、警察に連絡します。警察が到着した後、鮮明で高画質な映像を共有することで警察は容疑者を見つけ、二度と同じことが起きないように通常の法執行手続きで対応することができます。

さらにドローンは人間の警護官よりも素早く、遠くまで移動することができます。警護官は容疑者を警察に見つけてもらうために、クライアントを一人にして追跡するようなことがあってはなりませんが、ドローンはこの仕事を行うことができます。現在警察ではドローンを使ってこのようなことを行っています。容疑者を上空から見ることができるということは、より効果的に容疑者を逮捕することができるということです。ドローンは高速で時速45マイルで飛行します。

当社のドローンを活用し、法執行機関をサポートすることで潜在的な危害、強盗や空き巣からクライアントをより良く守ることができます。

当社が使用するドローン

当社のドローンパイロットは全員、FAA(連邦航空局)の商業用ドローンパイロットです。当社のドローンはそれぞれ下記のを搭載しています:

ビデオ撮影機能:ドローンはビデオ映像を撮影し、後で、またはリアルタイムで確認することができます。ドローンを使うことで物件の周りにある潜在的な脅威を確認するための評価に使用します。ドローンは高画質なので監視カメラよりも鮮明な映像を提供します。

音声ボックス:音声ボックスを使用することで侵入者の可能性がある人物と通信することができます。敷地内で誰かを見かけたら目撃されたことを知らせ、警察が向かっていることを警告することができます。

赤外線カメラ:赤外線サーマルカメラは夜間に最適です。茂みや物陰に隠れている侵入者を容易に特定することができます。これらのカメラは体温を検知して動作します。

360度ビュー:当社のドローンカメラは360度の優れた視界で、容疑者に発見されることなく追跡することができます。

スポットライト:スポットライトを搭載したドローンは暗闇でも簡単に容疑者を見つけることができます。このスポットライトは不法侵入者を追い払うこともできます。当社はドローンが目立たない状況にあることを推奨しますがドローンが存在を示すことで、あなたにに危害を加えようとする人たちを追い払うのに効果を発揮します。