ドローンがCovid-19に対処するエッセンシャルワーカーをサポートする方法

執筆者 | ブログ

Covid-19によりアメリカ中の多くの州がロックダウンに入らざるを得なくなり、地元の警察や法執行機関、医師などのエッセンシャルワーカーはこれまで以上に助けを必要としています。

コロナウイルスは全世界の健康と安全を脅かす深刻な脅威であり、ウイルスを倒すために多くの州は、ウイルスが根絶されるまで住民に屋内待機や他人との接触を控えるよう求めています。意外と知られていないのがこの間、ドローンが自治体の支援に活用できるということです。

米国では多くの場所がロックダウンされており、住民は食料品の購入など不可欠な用事の時だけ家を出ることを許されています。外出も公共の場所に集まらないようにし、他の人から少なくとも3メートル以上離れれば可能です。

しかしこれはすべての人に当てはまるわけではありません。食料品店の店員からトラックの整備士、医師、警察官に至るまで労働者は依然として出勤しなければなりません。私たちの経済と健康の安全を支えているのはエッセンシャルワーカーと呼ばれるこれらの労働者たちなのです。

この記事ではウイルスの影響を受ける人の数を最小限に抑えるための取り組みにおいてドローンがどのように役立つのかについて、さまざまな方法を紹介します。パンデミック時にドローンサービスがどのように人々をサポートできるのかをご覧ください。

Covid-19におけるエッセンシャルワーカーのサポートとしてのドローン活用

このような不安定な時期に市民の安全を守るためにドローンができるさまざまな作業の一部を紹介します。

機材の運搬

医師や病院はこれまで以上にマスクや物資を必要としています。ドローンを使えば人と接触してコロナウイルスを拡散させるリスクなしに、これらの物資を届けることができます。ご存知の通り病院はコロナウイルスに感染した可能性のある人々の検査や治療に必要な物資が不足しています。医療従事者はこの感染拡大の最前線にいるため患者を治療しながら健康を維持するために必要な備品や機器を揃えることが重要なのです。

米国の勤勉な医師たちなしには一人でも多くの人々の安全を守ることはできません。実際、世界の一部の地域では病院が必要とする人員を確保するために医学部の早期卒業が進められています。しかしこのウイルスと戦うために必要なものは体だけではありません。人々の健康を維持し、自分自身がCovid-19に感染するのを防ぐため、サージカルマスクや手袋などの物資も必要なのです。

捜索と救助

警察や法執行機関にはこの間にも仕事があります。コロナウイルスが蔓延する恐れがあるため、通常の日に行うべき多くのことを行うのは難しいかもしれません。捜索、救助は法執行機関が行う仕事の1つに過ぎません。捜索と救助は危険にさらされている可能性のある行方不明者を見つける活動です。残念ながら私たち全員がロックダウンされたからと言って世界が回らなくなるわけではありません。行方不明者が出る可能性もあり、その発見には警察の力が必要です。

音声と映像を搭載したセキュリティドローンは警察による捜索・救助活動をサポートし、より短時間でより広い範囲をカバーすることができます。

避難

ご存知の通り、社会的隔離はこのウイルスを最小限の損失で克服するために私たちが協力できる最善の方法です。人々を屋内にとどめたり、人が集まる場所から遠ざけたりするためにドローンを避難に利用することができます。ラテンアメリカでは当局が音声を搭載したドローンを使って路上に集まる市民を見つけ、自宅に戻るよう呼びかけています。

アナウンス

音声機能を搭載したドローンは市民へのアナウンスにも利用されています。毎日決まった時間にニュースチャンネルを視聴してもらうのではなく、ドローンからのアナウンスを聞いてもらうことができるのです。ドローンは都市へのアナウンスを容易にし、市民が聞かないことを選択する代わりに、聞く必要がある内容を確実に届けることを保証します。

セキュリティ用のドローンは検疫の外出禁止令や市や州がマスクの着用を義務付けている場合、マスクなしで公共の場に出ている人を見かけたら警告するために使うことができます。またマスクや手袋を受け取ることができる場所を知らせたり、必要な予防措置について人々を教育することもできます。

空中散布と消毒

ドローンは通常、農作物に農薬を散布する農業用途に使用されます。しかし中国ではコロナウイルスに感染した可能性のある地域を清掃するために消毒スプレーを搭載しています。ニュースを見ていてご存知のようにCovid-19は主に呼吸器系の飛沫から感染し、汚染された表面に触れることによっても広がります。

例えばコロナウイルスに感染した人がたまたま遊具で咳をした場合、その遊具に触った人がウイルスに感染して病気になる可能性があります。

この時期、公共の場の消毒は絶対に必要です。これを手作業で散布したり作業員を派遣したりするのに比べ、ドローンははるかに効率的で安定した作業が可能です。ドローンの種類や用途にもよりますが、この技術によりエリアの消毒にかかる時間を半分に短縮することができます。

消費者向け配達

トイレットペーパーや食品など隔離された地域を乗り切るために必要だと思われるものを、人々は大量に購入していることに気づいていないかもしれません。私たちはまだ必要な時に食料品店に食料を買いに行くことが許されていますが多くの店ではすでに必需品が品切れになっています。

家庭でのドローンによる防犯カメラとは別に、ドローンは消費財の配達に役立ち、限られた人間関係の中で人々が必要な食料や品物にアクセスできるようにすることができます。私たちは商品を購入するために店舗まで確実に届けるために、依然としてトラックドライバーに大きく依存していますがドローンは彼らを支援し、最も困難でストレスの多い時期を乗り切ることができるのです。

ドローンセキュリティサービスに関するお問い合わせ

The World Protection Groupは要人警護業界においてドローンを活用し、業務に導入するリーディングカンパニーです。また中小規模の法執行機関を当社のセキュリティドローンでサポートしています。当社はFAAの商業ライセンスを持つリモートドローンパイロットを育成し、このエキサイティングな新技術を使用し、この時期により洗練されたセキュリティとサポート業務を提供したいと考える民間組織にサービスを提供しています。